J COM 熊谷・深谷プレゼンツ!熊谷サマーカップ2019少年サッカー大会

県大会後に新人戦もあり代表チームとしての活動がおよそ1ヶ月ぶりとなりました。県大会まで6年6名、5年7名、4年2名の総勢15名にて活動してきましたが、新人戦を境に代表チームを6年6名、5年2名、4年1名の9名にてスリム化してのチョッピリ寂しい再始動。

19.12.07_
再始動のスタートとして参加させて頂いたのは、
J COM 熊谷・深谷プレゼンツ!熊谷サマーカップ2019少年サッカー大会 ()
例年夏に熊谷市と深谷市のサッカー少年団の皆様のご尽力により開催されている32チームが参加する素晴らしい大会!!今年はラグビー
🏉ワールドカップの開催と酷暑を考慮し""のサマーカップとなったとか…。
という訳で、雪予報の底冷えのなか迎えた予選トーナメント1回戦。
上柴西 4ー0☆
気温こそ低いが、補助陸上競技場の天然芝のグランドは風も無くサッカーするには最適の環境。序盤は芝の具合を確かめながら慎重にボールを動かしていく。自陣でボールを大事にしながらも、チャンスとあれば敵陣の隙を突き素早い攻撃を仕掛けていく。得点こそ4点にとどまったが、沢山のシュートチャンスを生み出し次戦に期待が膨らむ試合内容だった。
グループ1位通過を懸けての2回戦。
美里FC 8ー0☆
いつもは昼食を挟むと立ち上がりの不安定さが "お約束"であった筈が、食後にチーム紹介撮影を大会スポンサーのJ COM 熊谷・深谷の温かいスタッフの皆さんにアヤして頂いたおかげか
理由はされど1試合目の流れそのままに大量ゴールをあげ快勝。
無事にHブロック1位通過を決めて翌週へと繋ぐことが出来ました。

 

19.12.14 大会2日目 1位トーナメント

師走とは思えない穏やかな晴天に恵まれた大会2日目は絶好のサッカー日和。9人の代表チームはどんな闘いを魅せ、我々観る者たちに感動をあたえてくれるのだろうか…。

1位トーナメント準々決勝
奇しくも去年の同大会にて対戦させて頂いた "nova渋川さん"
去年は2位トーナメントの決勝で何とかSCが勝たせてもらえたが、果たして…。
相手のスピードのあるFWを活かした攻撃と空中戦での闘いに戸惑いながらも、何度も決定機を生み出すが、なかなか得点を決めることが出来ずに一進一退の攻防が続くかに思えた矢先に涼羽が待望の先制点を奪取!
これに満足したのか
貪欲さが足りずに防戦一方へと転じてしまったが、15分ハーフという時間にも助けられ、なんとか逃げ切り辛勝…

 

nova 渋川 1ー0

1位トーナメント準決勝
こちらもは3月の招待大会にて対戦させて頂いた際に負けた古豪"FC鶴ヶ島"さん。あの①浦和レッズの"関根貴大"選手の出身チームでもあり、過去には全国大会にも出場経験のある強豪との再戦を指揮官の私も楽しみにしていたのだが、果たして…。
あれ?相手7人?なのに準々決勝PKまでもつれて勝ち上がってきたのー!!凄っ!ていうか強っ!クリビッ仰天(*_*)。。。そんな有利な状況で闘っていたことに選手たちは誰ひとりとして気がつくことも無く、得点を重ね前半を終えると…
「コーチぃ!俺たち一生懸命に闘ってたでしょ〜 」てな表情でベンチに戻ってきた。。ブチ 『お前たち相手7人なの知ってんのかー
』と温厚な私が言ったとか言わなかったとか… ともあれ後半は、数的優位な状況を自分たち自らが創り出せる様に観て考えてサッカーをすることを再認識させて臨ませた結果、勝利と内容が伴う試合に出来た…としておこう。
FC
鶴ヶ島 7-0☆

さぁさぁ皆様!驚きの快進撃!
まさかまさかの決勝進出!!


も…
お相手は今大会のディフェンディングチャンピオンでもあり、埼玉県はもとより全国的にも超有名!卒団生の多くがあらゆるカテゴリーで活躍を続け、後にJリーガーへと羽ばたいた選手も多数。あの②ブンデスリーガ・ハノーファー96 日本代表
🇯🇵"原口元気"選手の出身チームでもあり、ジュニア年代のサッカー少年団として先駆け的な超ョョョョォー強豪
江南南サッカースポーツ少年団
僅か十数年という私の指導者キャリアにおいてもトップチームでの対戦は初!公式戦ではないが、我等9人のチキンハート軍団が、全国レベルのチームを相手に"ジャイアントキリング"を起こしてしまうのか…

決勝前に大会スポンサーであるJCOMさんから、主将旺佑と監督の私までもがインタビュー撮影を受けるという珍事 もありながら、迎えた決勝戦。日本代表戦でお馴染みのFIFA アンセム♪〜の音が流されての入場と、あの③元浦和レッズの"池田学"さんによるセレモニーもあり会場のボルテージは最高潮↑舞台は整った。
先月の全少県大会で決勝まで勝ち上がりながら惜しくも敗れ2年連続全国大会出場権獲得とは成らず、先週には埼玉県4種リーグ選手権大会の公式戦を終えたばかりの江南南さんは、先週の本大会予選時よりも選手が明らかに増えていて、エントリー数20名を揃え、ベンチも満員!
優勝へ向けて本気モード
緊張のキックオフ

ここからは、
皆々様のご想像のとおり、私の妄想は開始僅か数分で吹き飛ばされました。。立ち上がりこそゴールに迫れるシーンをつくれたものの、素早いだけでなく強度の高い寄せに対応出来ず中央突破を何度も許して、自陣エリア内まで攻め込まれ失点を重ね、今大会無失点できたSCの守備網は脆くも崩壊してしまった。。
前半終了時点で0-6…想定していた以上の大量失点…。当然ながら、サッカーにホームランは無い。仮に野球のホームランがあったとして、満塁ホームランを放っても追いつけない点差である。相手の勢いを抑えきれないまま闘争心を失いかけた選手たちの表情を観ながらベンチに迎え入れた私の内心は怒り に煮えたぎっていたが、怒鳴ったところで戦略にはならないことは私も承知している。では消えかかっている選手たちの闘争心を再び奮い立たせてピッチへと送り帰すのか…
指導者としての器量が試される場面。
私から選手たちに伝えた言葉は
『相手は本気で闘ってくれている。ただ、お前たちがPKで与えてしまった3点目を奪った時点でメンバーをドンドン入れ替えている。けどなっ!交代して出てくる彼らはもっともっと本気だぞっ!なんでだか分に解るか?皆んな辛く苦しい練習とチーム内の厳しい競争を闘いながらもなかなか試合に出れずに、試合に出たくてウズウズしながらもベンチから声援を送り続けて一緒に闘ってきた心も強い選手たちなんだぞ!
今のお前たちがするべきことは、試合に飢えていた彼らから得点を奪って目の前の相手ひとりひとりに勝つことだっ!みんなで声を出し合って勇気と自信を持って立ち向かってこい!仲間を信じて、俺を信じて、最後までウチらしく闘ってこい!』
がしかし、現実はテレビの青春ドラマの様にはいかず…。前半よりは闘えたものの、江南南魂 の宿った選手たちには歯が立たず…失点を重ね、チャンスはつくるも最後まで得点させてはもらえず大敗した。。。
江南南 0-8★

今回対戦させて頂いた江南南さんも、全少県大会で対戦させて頂いた大宮アルディージャJrも、チームとして今まで全国大会出場経験もあり、埼玉県ベスト8常連ともなりますと、当たり前なのだが、あらゆる面において"精度と強度"の差を痛感させられ、私の指導者としての力量と経験値不足にに心を折られますね…。
どうやってまた立ち上がろうか?
そうだっ!準優勝の賞品に頂いた"キヌヒカリ"を食べて英気を養おう

最後に先週に続きまして、大会運営・関係者の皆様大変お世話になり、ありがとうございました。来年以降もどうぞ宜しくお願い致します。
また、対戦して頂いたチームの皆様再戦の方も是非ともお願い致します。自称:少数精鋭なので身軽に何処へでも行けます
サポーターの皆さんもありがとうございました。

(by 白髭監督)

 


全国大会上位の壁は厚かった。前半の江南南のプレーにはこれが全国レベルだと教えていただいた。相手の一つ一つのプレーには全て意図を感じられた。準決勝まではアバウトなプレーでも通用したが決勝では難しくなってしまった。スピードとテクニックは通用する部分があり、前半後半に訪れた決定的チャンスを活かせず無得点に終わったのは残念だった。とはいえ32チームが参加するこの大会で準優勝は大変立派な成績であり、また歴史を積み上げた。来週の主催大会に向けて弾みをつけることが出来た。

(by 団長)