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行田市スポーツ少年団本部長杯

Jリーグも開幕し、初日こそ2月とは思えない程の穏やで暖かい陽気に恵まれたが、大会二日目は毎年恒例の"赤城おろし"の強風の中、36チームにて開催されました。
6,5,4
年復学年から成る今期代表チームとして最後となった今大会。
6
人の6年生は、それぞれどんな想いを抱いて臨んだのだろうか…。

ここ最近、鬼門であった"初戦の入り方"は善くなってきているように感じられる。未だエースを怪我で欠く中、予選第一試合では大量得点にて勝利。
しかしながら第二試合では、退いて粘り強く守る相手守備網に阻まれシュート数では圧倒するも、ゴールネットを揺らせたのは僅かに一度だけだった。
予選リーグ1位同士によるブロック首位通過をかけて挑むは GETかみたの さん。直近の対戦で負けているだけに、なんとしても勝利して欲しいところだったが、前回の倍の失点という醜態を晒し大敗。。
県大会で強豪チームと闘った経験から、より一層強固な守備力をつける為に、一時は全員坊主頭にする決意をさせたりもしたのだが、その時に初めて6人で真剣に話し合って"泣きながらも、みんなでヒトツの苦しい決断が出来たその姿勢を信じて撤回。
「チーム一丸となって闘う!」
というテーマを明確に意識させ
①全員が声が枯れる程声を出す
②脚が攣るぐらい走り切る
という約束をしたはずだったが、
一度失点してしまうと仲間同士言い合うことはおろか、何の話し合いもせず、修正点も見出さないまま、沈黙から再開の笛が鳴り失点を重ね続けた。
『守りたければチーム一丸となって声を出し合い連携し、ボールが奪い返せるまで声を出し続ける』

大会二日目。2位リーグだが、対戦相手に恵まれ幸いにも強豪揃い!
自分達に足りないものを対戦相手に教えてもらえる。
第一試合の大宮日進戦は二日間の今大会においてベストゲームとなった。試合開始から声も出ていて雰囲気も良かったのだが、自分達のパスミスや連携ミスから相手に何度も決定機を与えてしまい自らリズムを崩してしまう。。後半残り僅かという所まで何とか猛攻を凌ぎながら、やっと巡ってきた絶好機を決められず、逆にそこからカウンターをくらい決められてしまい万事休す…。
第二試合では強風増す中またも1点が遠く、声も次第に出せなくなっていき敗戦した。。
順位決定戦。代表チームとして闘う最後の試合。
感動のフィナーレが頭を過ぎったが、6年生を同時に出場させる事を私はあえて許さなかった。変わりに明日から新代表チームの中心となっていかなければならない4.5年生が躍動し僅差の勝利を捥ぎ取った。
2位リーグ 5位 (36チーム中11)

エース不在のチーム状態は最弱で貧弱だ。今こそ粘り強さ・我慢強さ・仲間意識・勝負への拘りを表現体現して見せて欲しかった。エース不在の穴を残りの5人で埋めようと仲間同士で感情をぶつけ合いながら闘う姿が見たかったと私はひとり憤慨した。
だが…これも全て監督の私が手を掛け過ぎた結果なのだろう。。
この先もサッカーを続けていく彼等が、これから出会う指導者や仲間、環境など、どこかのタイミングで自立した選手へと成長してくれることを願っている。

代表チーム解散から一夜明け、久しぶりの私と6年生だけでの練習日。
今までお世話になった小学校のゴールを感謝を込めて皆んなで真っ白に塗りあげた。