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2020.10.24-25雄飛カップ_U-9


[団長観戦記]

1日目、強豪チーム相手に奮闘、ドリブルでの攻め上がりに見るべきものがあるもののフィニッシュまでいかない、ミスが確実に失点に結びつく。この経験を無駄にしないように次に活かしていきたい。明日も残りのリーグ戦と順位戦がある、有意義な試合にして欲しい。

昨日に続いて深谷北部公園での雄飛カップ2日目に臨んだ3年チームは絶好と天気と素晴らしいグラウンドに恵まれ2日間で6試合を戦い抜いた。キック力があるチームには太刀打ち出来ないが、蹴らないで繋いでいく姿勢が将来に繋がる。選手それぞれが与えられたポジションで活き活きと頑張っている姿は少年サッカー本来のものであると再認識出来た。

[白髭監督観戦記]

深谷エスピリットさん主催の大会にお誘い頂き三年生は念願の天然芝デビューを果たす事が出来ました。
二日間通じて少し動いたら汗ばむくらいの心地良い秋晴れに恵まれた陽気のなか、三年生と二年生にて参加。
土手際に面したアップスペースにてウォーミングアップを開始!ひと通りメニューをこなし終えると子供達の興味は既に始まっている他のチームの試合よりも土手の斜面の模様…。ある登山家が『そこに山があるから登ったまで』という名言を遺したが、目の前の土手の斜面は子供達の好奇心をくすぐり全員が
「駆け上ってみたい…」
「上から転がり下りたい…」
ひとりがわざとボールを斜面に蹴り自らボールを取りに土手を上ると、またひとり、もうひとりと土手を上っては転がりはじめ、しまいには全員が上り下りしてウォーミングアップよりも楽しそうに斜面にアタックしていた。
頃合いを見計らい私から「ハイ!土手に上ったり、ボールを蹴ったりするのはダメェ〜×️」と注意されると、がっかりするかと思いきや一度でも体験出来たからか満足した様子。続けて私が「今日はここへ何しに来たんだっけ?」聞くと、「サッカーぁぁぁ」と子供達が応える低学年"あるある"を終えたらようやく試合モードへ…。

今大会で子供達に要求するテーマは【寄せる】
相手からボールを奪うための球際だったり、ボールが次にどこに出てくるかの予測も鍛えられるはずなのだが…果たして…。。

予選リーグ1日目
vs エスピリット深谷 ★
vs 熊谷さくら  ★
vs 本庄中央  ☆
予選リーグ2日目
vs 寄居FC  ★
vs 東松山北  ★
グループ5位
順位決定戦
vs 熊谷FC・大里jr ★
12チーム中・・・10位

出場するメンバーによってまだまだムラがあるものの、試合毎にテーマに沿った内容になっていたと思う。でも…球際でのいわゆる"チャージ"の部分がSCの殆どの選手が負けていたのは否めない。転び方ひとつとっても、他のチームが芝生に慣れているのかもしれないが、それだけではない明らかな差を感じた。
決勝戦と3位決定戦はいずれもPK戦までもつれる白熱した試合となった。私は審判として中から試合を観たが、低学年とはいえ高学年さながらの緊張感を漂わせる好ゲームに素直に感動した。
高学年となり公式戦を向かえる前になるべく早くSCの選手達もこんな緊張感を味合わせてあげたいと思う。それには練習の質と量をもっともっとあげていかなければいけないだろう。

なにかと誘惑の多い現代の子供達。
今の時代、オンラインゲームゲームやネット動画と負けないくらいサッカーに魅力を感じさせなければ上手くも強くも成ることは難しいだろう。
我々指導者もひと昔前より遥かに大変だ。
それに、サッカーを体得するのには我々ボランティアのサッカー少年団だけに限らず、習い事として月謝を支払いサッカーを教えるクラブチームという選択肢が持てるようにもなってきている。
我々SCのような少年団も高学年になれば全国大会出場を目指した公式戦の地区予選からクラブチームと闘うことになる。そこに至るまでにいかに選手(子供)・育成会(親)・指導者が"三位一体"となり意識高く成長していけるかどうか・・!?
着々と変化している少年サッカーの現状を踏まえながら、関わる皆んなで考えていかなければならないと私は思う。