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第6回埼玉県スポーツ少年団U10サッカー大会 東部北代表決定戦

先週から雨予報の日曜日。

当日の朝まで開催が危ぶまれたが、東部北地区役員の皆さまの英断により無事に開催されました。

 

先週に続いて、またもテルテル坊主効果か!?

一次予選を勝ち残った12チームが中央大会出場権2枠をかけて火花を散らす!

対戦チームは、当日までわからず、当日会場での抽選会にて決定した。

厳選な抽選の結果、我がSCはBブロック。

対戦相手は、一次予選Eブロック1位通過の久喜キッカーズ・栗橋南さんの合同チームと、2位通過の東鷲宮さん。両チーム共に、まさかの予選と同じ対戦カードに驚きを隠せずにいたご様子。

という事で、我がSCのグループリーグ初戦は第4試合に決定!

試合開始時刻は10:30 Kickoff ‼︎

只今の時刻は 8:00…。

試合までの空き時間2時間半をどう準備するかが結構大事になるのだが、ヤングなNEWコーチが子供達と遊びながら身体を動かしてくれたお陰で、時間を持て余すこと無く試合の準備に入れました。Aコーチありがとうございました😊

 

 

予選リーグ 第一試合

vs 久喜キッカーズ・栗橋南Wings

試合の入り方はまずまずというところ。選手達から伝わってくる緊張感は程良く良い感じ。

前半SBの放ったロングシュートが綺麗な放物線を描きゴールへと吸い込まれ先制点を奪取!

このまま勢いに乗って追加点をといきたいところだったが、相手の粘り強い守備に阻まれ前半終了。

メンバーをひとり入れ替えての後半戦。

我々は、より攻撃的な布陣にて挑んだが、相手GKのスーパービッグセーブと、決して追加点をやるものか!といった相手のキャプテンを中心とした守備網をなかなか破れずにいた。このまま追加点を取れずに終わるかと思ったその時、我らのキャプテンがドリブルを駆使してペナルティエリアへ侵入!飛び出てきたGKを冷静にかわし、待望の追加点を奪取した。だが…試合終了間際にGKのキャッチングミスによるオウンゴールを献上した。ドンマイ👍

2-1☆ 勝ち点3

 

予選リーグ 第ニ試合

vs 東鷲宮FC

頭上遥かには雨雲がうろつきながらも時折り覗く太陽。まさにニッポンの梅雨といった天気のなかでの第二試合開始。初戦同様に入り方もまぁまぁ。

あまり緊張し過ぎるのは考えものだが、少しだけ試合慣れしてきた様子。

すると立ち上がり早々に、またもやSBが第一試合とほぼ同じ位置からロングシュートを放つと、先程よりも更に大きな放物線を描きゴールへと吸い込まれた!早めの先制点にチームは勢いづき順調に追加点を重ねた。反対サイドのもうひとりのSBも負けじと果敢なドリブル突破から得点!さすが双子チャン!

予選から出番の無かった選手たちも公式戦のピッチに立つ事が出来ました。(^^)

3-0☆ 勝ち点6

 

見事Bブロック1位通過❗️

さぁあと1勝❗️

運命の代表決定トーナメント❗️

 

お相手は…

東部北地区の少年団の中でも近年安定した強さを誇り、そんじょそこらのクラブチームにも負けない強豪!

我々同様、予選2位通過ながらも

Aブロック1位通過の上高野FCさん

我らがSC代表チームも4種リーグで同組なのだが、上高野さんは前期を無敗で折り返している。

強ッ‼️

 

相変わらず不安定な空模様…時折り小雨のぱらつくなか、3級審判によるユニフォームチェックを終えた。

別ブロックながら同じAコートで交互に試合をしていたので、互いの試合を観たうえでの決戦が始まる!🔥

 

代表決定戦

vs 上高野FC

試合前に私から選手達に伝えたこと

「こういう緊張感がある試合こそが、君達を成長させてくれる!だから、後悔しない様に今の自分達に出来る事は全てチャレンジして、一人ひとりがヒーローになるつもりで闘ってきなさい!」

その言葉に答えるかの様な立ち上がり、最初にビッグチャンスを引き寄せたのは我らSCだった。

相手の中央から右サイドへ攻め込み、そこから鋭いクロスが入ると左サイドのFWの足もとにドンピシャリ!決まったと思ったが当たりが弱く相手GKにキャッチされてしまう。。

互いに球際で身体をぶつけ合いながらの一進一退の攻防が続くなか、自陣左サイドにこぼれてきたボールを処理しようと出て来たGKとCBが無言の"お見合い譲り合い状態"…。

そこへ諦めずにボールを奪おうとプレッシャーを掛けに来た相手に痛恨のCKを与えてしまい、素早いショートコーナーでのリスタート!またも対応が遅れ先制点を奪われてしまった。

日頃から言っている『声を掛け合う』が身に付いていない事をこの大事な場面で露呈した。

まだまだ責任感が足りない…前半終了。

ハーフタイムに伝えた事は

「済んだことは忘れて切り替えよう!同じ様なミスを繰り返さない様に声を掛け合うこと!お前達のサッカーは出来ている!だから弱気にならずに自信を持って後半も闘ってこい!」

ここまで来ると最早、細かな戦術うんぬんよりも

どれだけ気持ちの面で相手を上回り続けられるか…

"勝ちたい❗️勝って県大会に行きたい‼️" といった強い気持ちと、日頃の練習や試合で培ってきた技術と判断力の全てが試される。

勝負の後半戦。

 

先取点を奪い俄然勢いに乗る相手に飲み込まれること無く、前半同様に一進一退の攻防戦が続くが、少しずつ私の目にSCの綻びが見えてくる。

上高野FCの選手たちは、今大会に参加している他のチームと比べても、けして上背が大きい子がいる訳では無い。今回我々SCが実際に対戦してみて感じたのは、その豊富な運動量と体格の大きい相手にも怯まないハートの強さである。おそらく日頃の練習や試合での経験から学んでいるのだろう。

我々に以前としてチャンスは多くあるものの、なかなか得点を奪えずにいると、チームの中でも強い気持ちを持ち続けられる選手と、自分の中の弱気の虫を呼び醒ましてしまう選手とがハッキリ分かれてきているのがわかる。

時折り浴びるカウンター、GKのワンハンドキャッチでのスーパーセーブなど仲間を鼓舞する材料は随所に見られたが、ハートが少年から"赤ちゃん"へと逆戻りしてしまった選手たちは最後まで少年に戻ることは無かった。

0-1★ 惜敗…

 

これが公式戦‼️

勝った者が強いのだ❗️

勿論、敗戦から多くの事を学ぶことは出来るが、勝者にしか見えない景色がある事もまた事実である。

中央大会での上高野FCさんの健闘を祈ります。

 

結果は勿論のこと、試合の内容の全ては練習の成果だと私は思う。

私がコーチとして継続するべき事は子供達それぞれの能力(体力・理解力)の違いをこれからも時間をかけて擦り合わせて行きながら、個々を磨き上げ、やがて強固な個性へと進化させて、チームの成長へと繋がる様に精進して行きたい。

 

 

最後に、我々少年団は岐路に立たされている。

今後も続く少子化のなかで、子供がサッカーをする選択肢は(スポーツ少年団・クラブチーム・スクール等)ひと昔前より増えている。

 

今大会でも各団の団長さん方をお見かけしたが、顔ぶれは私が指導者を始めた15年前からあまり変わりは無い様に思う。

我々次の世代は未だに "おんぶに抱っこ" なのではないか? 面倒な事を避け、目の前の事をこなすだけの惰性的な活動をしていてるだけの組織では育成も儘ならないだろう。どの組織においても世代交代は難しい課題だ。

既に組織改革に着手している少年団も少なくはないだろう。

 

我々 "行田SCスポーツ少年団" も変革に迫られている事は確かだ…と私は考えている。

 

 

東部北役員の皆さま

大会運営ありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。

また、対戦して頂いた各チームの関係者全ての皆々様へ感謝致します。

 

SCサポーターの皆さま

コロナ対策、ビデオ撮影、設営等々ご協力誠にありがとうございました。結果は残念でしたが、今回の結果がチームとして良い経験になる様に指導していきたいと思います。今後ともご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。🙇‍♂️

 

頑張ろうー東部北!

                    白髭

 

PS. 埼玉県サッカー協会審判部さま

一日も早く新規審判取得講習の開催をお願い致します!新しいコーチは続々と増えているのですが、長引くコロナ禍の影響もあって審判資格者が増やせません。。

今大会では審判に団長及び事務局長にまでご協力頂きました。またKコーチにも2週に渡る審判協力感謝します。