10期生 4種リーグ第2節

 

 

今日こそは気持ちよく2連勝して今度こそ勢いに乗りたいところでしたが、サッカーの神様はしっかり平等に少年達を遥か天空から観ていました…。

第一試合
立ち上がり早々に主導権は握れたハズであった…。
しかし、オープニングシュートとなった決定機に放ったシュートは枠の外…セットプレイに上手く合わすもシュートはGKの正面へ…。
序盤の窮地をチーム一丸となって凌ぎ自陣へひいて守りを固める相手に対しSCの選手たちが次に選んだのはミドルレンジからのシュート!
尚も得点が奪えない時間が続くと、自信を失い弱気なプレイがあちらこちらに出てくると、ミスを誘発しショートカウンターを浴び自ら試合の流れを悪くしていってしまう。。
後半残り5分を切ったところでなんとかゴールに押し込み試合終了。
勝利した我々SCよりも、善戦し惜敗となった相手チームの方が得たものは多いだろう。

緊張感漂う公式戦。
相手と闘う前に自分の中の弱気の虫に打ち勝たなければスタートラインに立ったとは言えない。。

第二試合
過去の実績から考えて、Bブロック1位通過の前評判通りに危なげなく勝ち点を積み上げているお相手。
SCが勝てば先週の引き分け2試合分を少しは取り戻すことも出来たであろうという大事な一戦!🔥
得点を争うサッカーにおいて一番怖いのはシュート!攻撃を始めたらシュートで終わる!
オープニングシュートを放ったのはアスレンテ…
たとえそれが枠を外れようとも序盤から試合の流れを自分達に引き寄せる事はとても大事。

勝つためには何が必要かを相手の選手達は解かっている。
その勢いに呑み込まれた瞬間から殆ど勝敗は見えていた。前半0-2…

ハーフタイムには私から攻撃姿勢を変える気が無いということと、その糸口となる戦法を伝える。

後半の立ち上がり、この試合でSCにとって初めての決定機は相手GKの好セーブに阻まれ得点成らず。。
しかし、後半最初のシュートを放つことは出来た!得点のチャンスが巡ってこない訳ではない!

つけ入る隙は十分ある!
チャンスの後は必ずピンチは付きものだが、今度はウチのGKがビッグセーブを連発して追加点を奪わせない!!
次の1点をどちらが奪うかでこの試合は決まると私が思った後半29分

ここまでスーパーセーブ連発し続けアドレナリン出まくりで気持ちが高ぶったGKが勢いそのまま蹴ったボールが不運にも相手におさまり絶対に与えてはならない追加点を献上してしまった。

攻め込まれているということは、相手に押し込まれている状態なのだから、相手陣地に蹴り込むことで味方のDF陣がポジションを押し上げて守備を整えたりすることも出来た筈だが、この失点はキックの精度とGKとDFとの選手同士のコミュニケーション不足によるもの。


すでに試合の勝敗は決まったも同然。
その証拠にここから相手はどんどんメンバーを入れ替えてくる。

「最後まで諦めずに闘うぞー!」と私もベンチからよく声をかけることはあるが、対戦相手の強度と試合展開を考えれば、この声掛けが勝利を願って発っしている訳では無いことはサッカーという競技を知っている人であれば理解していただけると思う。


サッカー⚽️に野球⚾️のような“一発逆転の満塁ホームラン"は無い!ということを…。

残る時間で監督の私が優先したのは攻撃!
最早失点よりも後期で再戦することを考え1得点でも奪って次に繋げることと、

控え選手たちを少しでも出場させて強度と緊張感を体感してもらい経験値を積んでもらうこと。


しかし、得点を奪うことは叶わず、その後も失点は増え続け試合終了。
攻守両面において今のチームに足りない部分をこの場では補えるほど甘い相手ではなかったということだろう。

試合後のミーティング。

今回の"負け"が、選手一人一人にとって受け止めかたが違っていてくれることを信じて次節に備えたいと思います。


白髭