日毎に寒さが増してきた11月中旬。
5年生は来春から代表チームとして活動する為の準備に勤しんでいる。新人戦は腕試しならぬ、足鳴らしといったところだろうか…。
最初の試合への入り方はいつも課題だが果たして…。
第一試合は、開始直後わずか40秒ファーストシュートがものの見事に決まり、これ以上ない最高のスタートで終始危なげない試合運びで勝利した。
続く第二試合。お相手は初戦を落とし背水の陣でこの試合に臨んでいただけあって、集中して体を張った全員守備をなかなか破ることが出来ない。ボール支配率は圧倒しているものの最後のフィニッシュ精度を欠き気持ちはやや焦り気味。前半0-0…。
ハーフタイムに浮かない表情をしていた選手たちに「すごく良い内容の試合が出来ているのに、なかなか得点出来ないからといって、自分たちで雰囲気を悪くすることは全くないぞ!あとはフィニッシュにひと工夫するだけでしょ?さぁ自信を持ってみんなで点取っておいで!」とアドバイスすると、誰からともなく声を出しピッチに戻っていった。
すると、後半も残り半分となった時間帯にFWウミが値千金のゴールを決めた。これが決勝点となり見事連勝にて一次予選を通過した。
この学年は、コロナで活動が制限され人数が思うように揃わなかったいわゆる谷間世代。なので、必然的に幼少期から今の4年生達と一緒に活動してきたせいもあってか、とても仲が良いのが特徴的である。
スタメンに入れなかった控え選手たちにも公式戦ならではの緊張感が伝わったようで、ベンチから一生懸命声援を送って共に闘ってくれていた。
来週の東部北代表決定戦にて、一次予選を勝ち抜いた16チームが東部大会への4枠の出場権をかけて火花を散らす🔥
我ら行田SCチームの雰囲気は最高潮に達している。
白鬚