晴天に恵まれた土曜日。
4種リーグ後期開始を翌日に控えたSC代表チームは "菊池杯交流大会"に臨んだ。
5チーム総当たりというリーグ戦の結果、3勝1分の勝ち点10で並びながらも得失点差で劣り、準優勝🥈に終わった。。
勝てば文句無しで優勝という状況に置かれたSCの選手たちのメンタリティは果たしてどうだったのだろうか⁉︎
引き分けでも優勝という相手との決定戦をどう闘えばいいのか⁉︎
おそらく『とりあえず勝てばいいんだ!勝てば!』ぐらいだったのだろう。勿論、決意することは全く悪くはないが、大事なところが抜けていたのではなかろうか…。
こういった試合では、得点を奪う事と同じぐらい失点をしない事が大事。
試合の序盤に訪れた再三のチャンスを逃すと、それまでハイラインでオフサイドを誘発しながら守っていたが、攻守のバランスが乱れた一瞬の隙をつかれてしまい、決して与えてはならない先取点を奪われてしまった。。
想定に無かった展開に、選手たちの頭の中は混乱し、早く追いつかなければと焦る攻撃陣と、これ以上の失点は避けたい守備陣のバランスが益々悪くなる悪循環から抜け出せなくなる😵💫
気持ちばかりが先走り過ぎ、プレイの質は落ち雑になっていく…。
球際の争いばかりに熱くなり、球離れが遅くなれば、それこそ相手の思う壺である。
後半に追いつくも逆転には至らず…試合終了。やっぱり15分ハーフは短い。。
身体が大きく・パワーも高さも勝る相手と闘う時に、私がいつも選手たちに伝えるのは、柔道や相撲といった日本🇯🇵の国技において古来より云われている "柔よく剛を制す!" という"諺"の意味とサッカーに置き換えた場合の闘い方。
毎年の事ながら、理想を具現化する道のりは険しく長い。
今大会で負けに等しい引き分けを味わった選手たちの純粋で素直なサッカーへの情熱が、やがて碧い炎へと成長することを信じて前を向いていこう💪
白髭